米原万里の「愛の法則」

 米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)

 米原万里さんの講演が4本収められています。


 特に2本目の『国際化とグローバリゼーションの間』が面白かったです。
高校生向けの講演だったそうですが
考えさせられるところが多くありました。


 日本人が「国際化」という時は
世界の標準に、自分が合わせていくという意味で使うけれど
アメリカ人のいうグローバリゼーションは
自分達の基準を、世界に普遍させるということだそう。
この点、目からウロコでした。


 外国語というと、まずは英語か!とか思ってしまいがちですが
この本を読むと目が覚めます〜。