楽園への道
マリオ・バルガス=リョサ著『楽園への道』読了。
画家ゴーギャンとその祖母で革命家のフローラ・トリスタン。
二人の物語が一章づつ交互に描かれます。
ゴーギャンの名前と南国風な作品はどこかで目にしたことがあったものの
こんな激動の人生を送った人だとは知りませんでした。
しかもその祖母のフローラ・トリスタンが革命家だったとは。
実在の人物をモチーフにした小説で
著者の創作エピソードもたぶん多く含まれているとは思うのだけど
とても面白くて引き込まれてしまいました。
作中に出てくる絵画もいつか実物を見てみたいですね。