最近読んだ本


 ○竹内薫『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)


 プロローグでふれてあった
「飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよく分かっていない」
というあたりで面白そうだなぁと思い読んでみました。


 「科学」で証明されいて、当たり前と思われている事が
実は「仮説」にすぎないということを
さまざまな事例をもとに明かしています。

 
 ニュースの報道・数々の健康法など、
メディアの情報に対してだと
うのみにせず見極めなければ・・という思いはあったものの、
科学的に証明されているものについては
疑いの目を持つことはなかったかも・・
その点では、目からウロコが落ちた感じでしょうか。


 内容は深いですが、分かり易く書かれてある本なのですぐ読めます。
ちょっとした気分転換によい本かな。




 ○高橋哲哉靖国問題靖国問題 (ちくま新書)


 最近テレビで、政治家の人達を交えたトーク番組が多いような気がします。
その中でも、靖国問題ってよく取り上げられるのだけど
イマイチよく分かってないままだなぁ・・と思い読んでみました。


 靖国神社の成り立ち、どういう人が祭られているのか
という基本的なことから始まって
A級戦犯の合祀」「政教分離」「首相参拝」・・など
今問題になっていることは、かなり整理されて書かれています。
靖国問題の入門書としては良い本だと思います。


 ただ、この方は靖国神社反対の立場で、
そちらの意見ばかりがかなり色濃く出ているので
賛成派の人の意見も読んでみたいですね。