１２人の優しい日本人

　三谷幸喜さんの舞台『１２人の優しい日本人』を観ました。
といってもWOWOWで放送されていた舞台中継のほう。

　日本にもし陪審員制度があったら・・？という設定で
全く面識のない１２人の陪審員たちがある事件の話し合いをします。
最初は全員「無罪」ですぐに決着しようとしていたのですが、
一人が「有罪」を唱えたことで、話し合いは大混乱・・！
意見の一致に至るまでの、すったもんだの掛け合いが
とっても面白かったです！

　やっぱり熱演だったのは、
最初に一人で「有罪」を唱える陪審員２号役の生瀬勝久さん。
この方ホントどんな役をやっても迫力ありますね〜。
独特の雰囲気をお持ちの温水洋一さん。
他の人には絶対出来ない役！
この作品で初めて知ったのですが、主婦役の堀内敬子さん。
劇団四季でタイトルロールを演じていたそう。納得の演技力。

　また、いつもと違うインテリ役の小日向文世さん。
舞台初とは思えない江口洋介さんもよかったです〜。

　この舞台、１０年以上前に一度映画化されているそうなので、
そちらもぜひ観てみたいですね。
陪審員２号は相島一之さんだそうなので、こちらも濃そう・・。