藤田嗣治展


 やっとのことで広島開催までたどりついた
藤田嗣治展』に行ってきました。


 実は藤田嗣治というと、乳白色の肌で有名・・ぐらいしか知りませんでした。
最初の部屋に展示されていたそれらの作品を見て
しばし感激(たしかにすごいです)していたのですが、
部屋を進むにつれ、この方のすごさは南米に渡って以後の
もっと緻密で力強い作品なんだなと感じました。


 戦争画を展示している部屋では
作品の迫力で、空気が少し重く感じられたくらい。
あと心に残ったのは「猫」という絵でしょうか・・。
沢山の猫が入り乱れて争っている(?)ところを描いたもの。


 藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)

 買ってきたこちらの本を、早速読み始めたところです。
読み終わってもう一度見に行きたいですね。