いまどき和の器

図書館で借りました。2回目。 かなり気に入ったので買ってもよいかも。 和食器好きにはたぶん大満足の一冊。 ギャラリーで器を眺めているような気分になれます。 特に、食器のコーディネートの仕方はとても面白かったです。 普段は料理からお皿を選びがちな…

26枚のテーブルクロス

堀井和子さんがご自宅で実際に使っている 26枚のテーブルクロスを紹介した本。 テーブルクロス一枚でこんなに部屋の印象が変わるなんて! 汚れたら洗うのが大変そう・・というイメージで 今まで全然使っていなかったテーブルクロスですが この本を読むと、…

好きな理由

[rakuten:book:11334091:image] フードスタイリストの高橋みどりさんが 日常生活で使っている好きなものを紹介した本。 最近この手の本をよく図書館で借りています。 柳瀬久美子さんの『はたらく道具 つかう器』も借りてみたけど こちらのほうが、好みだった…

分とく山のかくし味

野崎洋光さんの『分とく山』で使われている 薬味やたれ・それらを使ったレシピを紹介した本です。 まずは、基本の薬味(ねぎ・しそ・しょうが・みょうが・貝割菜) を試してみましたが、とっても美味しい! みょうがってあまり使わなかったのだけど、 こうや…

おそうじ風水

図書館で借りてみました。 風水といっても 方位とか、色とか、盛り塩とか、玄関には玄関マット〜とか そういうのには全然興味はないのですが 部屋をきれいにしていると運気が良くなる・・ というのは納得できるかなという気がします。 掃除したての部屋って…

ヤミーさんの3STEP COOKING

最近買ったもう一冊のレシピ本はこちら。 ブログからのレシピ本は沢山出ているけれど この本は、アジア料理やインド料理などの各国料理が充実していて 「美味しいけど何で出来ているのか分からない〜」 「お店で食べるしかない〜」 ・・と思っていたお料理の…

常備菜

「つくりおきと展開料理」という言葉にひかれて 購入してみました。常備菜の本。 最近のテーマは、いかに短時間で料理をして 普段の食事とお弁当に使いまわすか!ということ。 つくりおき出来そうなものを作っても それだけで食べて終わってしまってなかなか…

ひとつ、村上さんでやってみるか

村上春樹さんの新刊 『「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹に とりあえずぶつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』 (長いよ〜!)購入しました♪ 今春、期間限定で開設の『村上朝日堂ホームページ』によせら…

須賀敦子全集第1巻

11月初旬のこと。 偶然に『イタリアへ・・須賀敦子静かなる魂の旅』という番組を見て 初めて須賀敦子さんのことを知りました。 イタリア北部の国境付近にあるトリエステという街を 須賀さんの著書の朗読を沢山盛り込みながら巡っていく内容。 『トリエステの…

ウォーターシップ・ダウンのウサギたち

リチャード・アダムズ著『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』読了しました。 表紙に目が留まって手にとった一冊。 予知能力のあるウサギの予言を信じて 生まれ育った村を出たウサギの一群が、 新たな永住の地を探す冒険の旅を描いたファンタジーです。 …

ノーベル文学賞

スウェーデン・アカデミー(本部・ストックホルム)は12日、2006年のノーベル文学賞を・トルコの作家オルハン・パムク氏(54)に与えると発表した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061012-00000513-yom-soci 先日の話だけど、ノーベル文学賞…

いつか王子駅で

堀江敏幸著『いつか王子駅で』読了しました。 久々の堀江作品でしたが、この方の文章ってほんと味わい深いですよね。 普通だったら違和感を覚えるはずの長い文章も、 するすると頭に入ってくるから不思議です。 時間給講師をしている主人公の私と 偶然知り合…

最近読んだ本

恩田陸『夜のピクニック』 だいぶ前に購入していたのだけど、やっと読みました。 「歩行祭」・・・全校生徒で夜通し歩き続けるという 高校生活の一大イベントでの出来事を綴った話。 青春ですね〜。 私は女子高だったので、実感はわかないのだけど 理想の高校生…

最近の立ち読み本

『王様の速読術』 表紙が可愛かったので手にとってみました〜。 いわゆる早く読む速読ではなくて、 必要なところだけをピックアップして読みましょうという話。 時間を30分と区切っているところがポイントか。 最終的には、2割読んで8割を知る ・・というの…

フラット化する世界

トーマス・フリードマン著『フラット化する世界』読了しました。 上巻のほとんどを費やしているのは、いかに世界がフラットになったかということ。 インドや中国へのアウトソーシング・オフショアリング、 ウォルマートのサプライチェーン、ブログなどなど …

最近読んだ本

米原万里『魔女の1ダース〜正義と常識に冷や水を浴びせる13章〜』 可愛い魔女の表紙とはうらはらに、中身は社会・政治に対して鋭く語っています。 単行本の発売が1993年とだいぶ前なのですが、全然古い感じがしません。 マニラのスイス人・ローマの中国人な…

ウェブ進化論

梅田望夫著『ウェブ進化論』読了しました。 この方はてなの取締役されてるんですね〜。知らなかった! シリコンバレーとはほぼ対極の場所でのんびりと暮らしている私でも けっこう面白く読むことができました。 「ロングテール現象」「Web2.0」「オープンソ…

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

米原万里さんの『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』読了しました。 著者マリとソビエト学校での同級生の3人 (ギリシア人のリッツァ、ルーマニア人のアーニャ、ユーゴスラビア人のヤスミンカ) との学生時代の思い出と、30年後の再開をつづった3篇の話。 『…

オリガ・モリソヴナの反語法

米原万里さんの『オリガ・モリソヴナの反語法』読了。実は米原さんのことは亡くなってから知りました。 作品読んでみたいな〜と思っていたところ 集英社文庫のナツイチに入っているのを見つけて読んでみました。 まずタイトルがすごいです。 意識してなかっ…

イラクサ

アリス・マンロー著『イラクサ』読了しました。 ニューヨークタイムズ「今年の10冊」に選出されたということで ふと手にとってみました。 とっても表紙が綺麗な本です。 表題作の「イラクサ」を含め9つの短篇が収められています。 読んでみた感想は、まずど…

ミーナの行進

小川洋子さんの『ミーナの行進』読了しました。 1972年から73年にかけての1年間 芦屋の親戚の家で暮らすことになった主人公の朋子と、 その家に住む女の子、美奈子(ミーナ)の物語。 ピカピカのベンツ、かつては庭に動物園があったという大きなお屋敷 ハン…

世界の果てのビートルズ

久々の新潮クレストです。 ニカエル・ニエミ著 岩本正恵訳 『世界の果てのビートルズ』読了しました。 1960年代、スゥエーデンの北の果てを舞台にした物語。 ノルウェーとの国境付近で、 言語的にも宗教的にも複雑なしがらみのあるパヤラ村。 そんな辺境の村…

わたしを離さないで

カズオ・イシグロさんの『わたしを離さないで』読了しました。 久々の新作だったので楽しみに読んだのですが、 期待を裏切らない一冊でした。 今年読んだ小説の中でベストです。 去年まで含めてもベストかもしれない・・! 『提供者』と呼ばれる人々の『介護…

マオ

ユン・チアン著『マオ 誰も知らなかった毛沢東』読了。 『ワイルドスワン』のユン・チアンさんの新作ということで読んでみました。 「建国の父」と言われている毛沢東が生涯に渡って追求し続けたのは 自分自身の権力だけだった・・・ということが、 10数年…

最近読んだ本

○竹内薫著『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』 プロローグでふれてあった 「飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよく分かっていない」 というあたりで面白そうだなぁと思い読んでみました。 「科学」で証明されいて、当たり前と思われている事が 実は…

終末のフール

伊坂幸太郎さんの『終末のフール』読了しました。 3年後に隕石の衝突によって地球が滅亡してしまう・・ そんな状況での、とあるマンションの住人たちの日常を描いた物語。 地球の滅亡・・という設定ではなくても 十分面白い話になりそうなのだけど、 その状…

白夜行

東野圭吾さんの『白夜行』読了しました。 東野さんの作品初めてだったのですが、 ドラマもあっていることだし、読むなら今しかない! ・・と思って買ってみました。 800ページ以上あるので、けっこう時間かかるかなぁと思ったのですが 予想以上に面白くて、…

これだけは村上さんに言っておこう

村上春樹さんの新刊 『これだけは、村上さんに言っておこう』購入しました! 内容は、『そうだ、村上さんに聞いてみよう』と同じ形式です。 『夢のサーフシティー』や『スメルジャコフ対織田信長家臣団』からの 抜粋が主のよう。 村上朝日堂のHPが公開され…

オーデュボンの祈り

伊坂幸太郎さんの『オーデュボンの祈り』読了しました。 「仙台」でコンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、 途中で意識を失い自分が見知らぬ島にいるのに気がつきます。 江戸時代以降、外界から遮断されている「荻島」は 日本でありながらどこかリアリテ…

美人のいろは

『美人の日本語』に続く『美人のいろは』購入しました〜。 花・月・衣など、さまざまな言葉にまつわる 日本古来の表現が紹介されています。 相変わらず「美人の・・」というのは あまり関係ないかもしれないですが、 ぱらぱらとめくってみると 知らなかった…